本物のモスコミュール


モスコミュールというカクテル、ご存知ですか?
有名なカクテルなので飲んだことがある方もたくさんいらっしゃるかと思います。

モスコミュールが誕生したのは1946年のL.A.。
「コックンブル」と言う店のジャックモーガン氏が
ビムスカップと言うカクテルの為に大量のジンジャービアを仕入れたそうです。
ですが、このカクテルさっぱり売れず、
後に残ったのは大量のジンジャービア。
そこで彼は考えた挙句、ジンジャービアを使ってウォッカベースの
キックのあるカクテルを作り出したのです。
《(ウォッカ=モスクワ)+(ラバはキック癖がある=ラバの別名はミュール)》

モスコミュールの誕生です。

そのモスコミュールに目を付けたのが彼の女友達。
勤めていた会社でやはり売れ残って困っていた銅製マグで
モスコミュールを作るように薦めたのです。
熱伝導が抜群にいい銅製のマグカップ。
注いだ冷たさが15分経過しても変わらない。
ジョッキも冷たく、口当たりも冷ややかで美味しく
モスコミュールは大人気カクテルとなりました。

そこにまたまた目を付けたのは当時アメリカのウォッカ市場で
出遅れていたスミノフの営業担当者ジャックマーチン氏。
ジャックモーガン氏に許可をもらい、
モスコミュールにスミノフを使って大々的にPRキャンペーンを行ったのです。
そして今では誰もが知る有名なカクテルとなったわけです。

現在日本では一般的にモスコミュールはジンジャービアではなく
ジンジャーエールで作られることが多く
ほんのり甘めの飲みやすいものが知られています。
ですが本来はラバのキックのようにガツンとくる
酒飲みのためのカクテルな訳です。

ブルーファーツリーではその1946年に作られていたレシピで
『本物のモスコミュール』を作ってみました。
本来はジンジャービアを使うのですが現在日本では納得のいくジンジャービアが
手に入らないため、ジンジャーエールの中でもジンジャーの辛味がしっかりとした
辛口のジンジャーエールを使って作る事にいたしました。
銅製マグに大きくカットしたライム。
スミノフウォッカをベースに辛口のジンジャーエールを注ぎます。
キンキンに冷えたモスコミュール。
添えられたマドラーでライムを潰しながら、
キックのあるカクテルを楽しんでください。


お酒の好きな方に、美味しいカクテルです。